排出ガス制御系
P0420 — 触媒システム効率が基準値以下(バンク1)
ECUはバンク1の触媒コンバーターの前後にある酸素センサーの信号を比較し、触媒が本来の効率で排気ガスを浄化できていないと判断しています。
よくある原因
- 触媒コンバーターの劣化または故障
- 下流側の酸素センサーの不良
- センサーの手前や周辺での排気漏れ
- 失火や混合気の過濃・過薄によって触媒が損傷している
- 触媒の汚染(オイルやクーラント)
症状
- エンジン警告灯の点灯(多くの場合、唯一の症状)
- 排ガス検査に不合格となる
- 触媒が詰まっている場合の出力低下や燃費の悪化
- 場合によっては卵の腐ったような臭い
確認方法
- 失火と燃料トリム関連のコードを先に修理する
- センサー付近の排気漏れを確認する
- 上流側と下流側の酸素センサーの波形を比較する(後ろ側のほうが安定しているはず)
- 触媒の温度差と背圧を確認する。センサーが正常な場合に限り触媒を交換する
そのまま走行できる?
多くの場合は走行できますが、根本原因を修理してください。損傷した触媒は詰まってエンジンの排気を妨げるおそれがあります。失火がある場合は放置しないでください。
関連コード
よくある質問
- P0420とはどういう意味ですか?
- バンク1の触媒コンバーターが、ECUの想定どおりに排気ガスを浄化できていないという意味です。
- P0420が出たら必ず触媒コンバーターの交換が必要ですか?
- いいえ。後ろ側の酸素センサーの不良や排気漏れでも同じコードが出るため、まずそれらを点検してください。
一般的な参考情報です。お客様ご自身の車両での診断に代わるものではありません。同じコードでも、メーカー、年式、エンジンによって原因が異なることがあります。メーカーの資料を確認するか、スキャンツールを持つ整備士にご相談ください。
