冷却系

P0116 — エンジン冷却水温センサー回路 範囲/性能異常

エンジンが暖まる過程で、冷却水温センサーの値が変化しない、または想定どおりに推移しません。ECUはこの信号を燃料、アイドル、ファンの制御に使っています。

重大度: 中

よくある原因

  • 冷却水温(ECT)センサーの故障
  • 冷却水の不足、または冷却系統内のエア
  • サーモスタットの開固着または閉固着
  • コネクターや配線の腐食
  • 冷却ファン制御の不具合

症状

  • 始動しにくい、またはアイドリングが不安定
  • 冷却ファンが異常な動きをする
  • 水温計の動きがおかしい
  • エンジンチェックランプの点灯

確認方法

  1. 冷却水の量を確認し、必要に応じて補充しエア抜きを行う
  2. 冷間時のECT値を実測の温度計と比較する
  3. 暖機中のライブデータを監視し、値の飛びや横ばいがないか確認する
  4. サーモスタットとセンサーをテストする

そのまま走行できる?

水温計に注意しながら慎重に走行してください。実際にオーバーヒートしている場合は、直ちに停車してください。

よくある質問

P0116とはどういう意味ですか?
エンジンの暖まり方に対して、冷却水温の値が辻褄の合わない状態を示しています。
サーモスタットが原因でP0116が出ることはありますか?
はい。サーモスタットが開固着または閉固着すると暖機の挙動が変わり、このコードが記録されることがあります。

一般的な参考情報です。お客様ご自身の車両での診断に代わるものではありません。同じコードでも、メーカー、年式、エンジンによって原因が異なることがあります。メーカーの資料を確認するか、スキャンツールを持つ整備士にご相談ください。