燃料・吸気計量系

P0103 — マスエアフロー/体積エアフロー回路の入力過大

MAFセンサーの信号電圧が、想定範囲より高くなっています。ECUは空気が過剰に入っていると判断し、燃料を噴射しすぎるおそれがあります。

重大度: 中

よくある原因

  • MAFセンサーの故障
  • 信号線の電源ショート
  • センサーのアース不良
  • センサーエレメントの汚れ
  • 配線やコネクターの損傷

症状

  • 混合気が濃くなる(黒煙や燃料臭)
  • アイドリングの乱れ
  • 燃費の悪化
  • エンジン警告灯の点灯

確認方法

  1. コネクターと配線にショートや被覆の損傷がないか点検する
  2. センサーのアースと電源を確認する
  3. エンジン停止時(ほぼゼロになるはず)とアイドリング時のMAFライブデータを比較する
  4. 空気の流れがないのに高い値を示す場合は、センサーを交換する

そのまま走行できる?

短時間なら走行できますが、混合気が濃いと燃料を浪費し、触媒コンバーターが過熱するおそれがあります。早めに修理してください。

よくある質問

P0103はどういう意味ですか?
MAFセンサーの信号が正常範囲を上回っており、ECUが実際より多い空気量を誤って読み取っているという意味です。
P0103が出ると、混合気が濃くなりますか?
その可能性があります。実際には存在しない空気に対して、ECUが燃料を増やすことがあるためです。

一般的な参考情報です。お客様ご自身の車両での診断に代わるものではありません。同じコードでも、メーカー、年式、エンジンによって原因が異なることがあります。メーカーの資料を確認するか、スキャンツールを持つ整備士にご相談ください。